そこで、この前もお話ししましたけれども、サンドパイル方式ですか、グラウンドに物すごい数のくいを打って固めていくという手はあるんですけれども、これは費用が非常に膨大になるということもございます。 そこで、一つ一つ市長さんともお話をしているという意味は、例えば浦安市の方で、まずモデル事業的な形でそういった校庭の耐震化もやっていこうかというようなところで今検討が進められている。
ただ、そこのところで気をつけなきゃいけないのは、例えば学校で、浦安市の方から、サンドパイル方式ということで、砂のくいをどんどん打って固める、こういう工法がございます。あるいは、道路で路盤を物すごくかたく固める。全部こういう工事をしていきますと、また事業費がかなり巨額になっていきます。そういったところのプライオリティーづけをやっていくというところから私どもは考えていくということでございます。
その点についていろいろ構造上の問題等を聞いてみるというと、地盤改良といってもいわゆるサンドパイル方式程度のものにすぎないのではないか。そういう状況の中で、例えば千葉県の例で申し上げますと、浦安から富津まで八十キロあるんですね。坪数にして四千五百万坪ですよ。ここに工場やタンクが建っておるんですが、タンクはいずれも水深五メーターの岸壁に近いところへみんな建てられておるんです。
ただいまのヘドロのような地盤におきましては、一般的にはサンドパイル方式によって地盤の造成が行なわれておるわけでございますけれども、はたしてこの方法で今後の地盤のいわば不等沈下というものがそれでいいのかどうかという点につきましては、やはりこうした問題が起きておりますだけに、相当検討が必要ではないだろうかというような感じがいたします。
この原因は、ソ連の安売りとアメリカのストックパイル方式ということによると思いますが、いずれにいたしましても、そういうことで、この前御承知願いました関税だけで自由化に踏み切りますと、国内の鉛、亜鉛の関係の産業が非常な影響を受けるということで、もうしばらく国際的な鉛、亜鉛の価格が安定するまで様子を見ておるわけでございます。